バンクス花譜集


2015.01.30 

先日 「バンクス花譜集」 展を見た。

近頃、展覧会見学が 偶然重なるものだ。
渋谷の「文化村 ザ・ミュージアム」が会場。

日本でも、最近プランツハンターと言う言葉がすっかり とおっているが、、ジョセフバンクスこそ 元祖プランツハンター だろう。
キャプテンクックのエンデバー号で、南米から 各地を経て、ニュージーランド、オーストラリアなどで 植物採集を行い、同行した画家に描かせた絵画の展覧会で、少しお高いが、一人1600円也。

表示はすべて学名(ラテン語?)で、知ったかぶりの私としては、甚だ心もとない、FAJの長岡氏なら解説してくれるだろうが。
バンクシャも 彼の名に因んで、つけられたそう。

土曜日の夕方、会場はなんと4~5名しか 来場者がいない。
入場料が高いからか、ボタニカルアートのような内容が地味すぎるか、私も花の種類は デンドロ、ユーカリ、アカシア、バンクシャ、パッションフラワー等々、多分 半分位しか理解できなかった。
しかし、250年前、3年近い航海で植物採集という雄大な計画は、私のような庶民では 思いもつかず、彼らの偉業に圧倒されるばかり、興味のある方はどうぞ、3月1日まで やってます。

http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/14_banks/index.html

 

どうぶつ家族


2015.01.16 

先日、渋谷 「ヒカリエ」で、写真展を見てきました。
岩合光昭氏の「どうぶつ家族」というタイトル。

雄大なアフリカ砂漠をしゅくしゅくと列をなして歩いていくアフリカ象たち。
微笑ましいライオンの母子。
何百というペンギン達の集合写真。

「家族」という視点で魅せる「岩合ワールド」は、深い感動と芸術作品にまで 高められた数々の作品で、何時間でも飽きる事無く見られる素晴らしい写真展でした。

岩合さんの写真は、以前 テレビか何かで見た 野生のライオンのすさまじい食欲と、警戒感の強いまなざしの印象的な1点が記憶に残っていた。
また、NHK BS では、世界の猫たちの姿を愛らしく撮ったものが 時々放映されている。

どちらかというと、日本でより海外での評価の高い 動物写真家であり、私も犬の写真集を 昔 買い求めたものが残っている。

彼の作風で、根底にあるのは、動物への深い愛情であり、多分 良い表情を得られる為に、世界中をまわり、ひとつのシーンを撮るのに数え切れず シャッターを押しているのであろう。
DSC_0142 DSC_0141

また、植物に対しても 造詣が深く、色々な場面で、花と動物たちのカットも良く見られ、飼い慣らされた犬とかより、野性的な動物の方がお好みのようだ。

見終わった後も、何とも言えぬ 心を洗われたような得したような 良い気分で、益々、岩合光昭氏のファンとなった次第です。

 

今年は春から・・・


2015.01.05 

箱根駅伝で我が母校が優勝。
近年 強くなってはいたが、まさか優勝とは・・・・。

1月2日の往路で涙し、復路では まだまだ 何が起こるかわからないと思いつつ、第一京浜の大森近辺で応援しようとしたが、9区でも 断然トップで、これは 優勝間違いなしと、ゴールの大手町へ向かった。
ごった返す サンケイホール(ここは50年前に 部費稼ぎの為のダンスパーティーを毎年やっていた)交差点付近に、我が場所確保。
しかし、まだ到着は2時間先。ものものしい警察、ガードマンらの規制で、立ったまま身動きひとつできず、
「これは失敗したかな」 「テレビ桟敷でリラックスして、応援した方が良かったか」 という思いも 見事的中。
最終ランナー安藤君の姿も 目の前を2~3秒で通過。テープを切るシーンも見られず、あわてて 我が家に一目散、テレビ観戦に切り替えた。
臨場感たっぷりの大手町でのゴールの姿に歓涙にくれるはずが、なんと寒空の下、2時間居たのが祟ったのか、発熱。早々に ベッドインと相成った正月でした。

しかし、私の生きてるうちに わが母校が箱根で優勝できるとは、同じ体育会OB(私は陸上部ではありません)として、誇りに感じると同時に、正月早々こんな快挙が起きるとは・・・。

我が人生 良い年になる事 間違いなし!!

今年を振り返って


2014.12.24 

終わってみれば 今年は、大変な1年でした。

1、2月の大雪の被害が産地を直撃し、甚大な被害を もたらせた。
それが、3月の繁忙期での 相場高となり、続く 4月の消費税アップによる ブライダル件数の激減。
これが、5月まで続いた。
昨年、前半 好調が続いたのは、今年の消費税上げを意識した 前倒しで 式を挙げた人が多かったのか。

我々にも、グループ会社として小売り3店舗あるが、10月位までは 前年と比べ ほぼ横ばいだったのが、11月そして12月にかけて、雲行きが怪しくなってきた。26日からの正月需要は 如何に?

花業界の売上が、1兆円を割って久しいが、一方 天下のトヨタ自動車 1社のみの売上が、
25兆円 利益2兆円届くかという大きなギャップ。
勿論 金額だけで、業界間の比較はすべきではないとはわかりつつ、一抹の不安を感じる。

花ビジネスを企業化させようと 「花門」の平野会長共々歩んできた40有余年。引退へカウントダウンしていく身にとっては 寂しい限りだ。

しかし、27歳から花業界に入って、胸を張って言えることも沢山ある。
花ビジネスは楽しい。刺激的だ。恰好いい。そして、何より喜ばしいのは、売った客から 「ありがとう」 と
言われることが 多分 他のどんな業界よりはるかに多いだろう。
反面、「こんなはずではなかった。」 「もっと もっと 色々できた」と。
やってきたが、力不足だったのだろう。

花卉振興法が6月に制定された。
花業界でも さまざまな人達が、色々 知恵をしぼっている。
どうせなら、再来年の消費税10%への時、食品等に適用されるかもしれない軽減税率を、花にもあてはめるような運動をしていくべきではないか!!

 

鉢物の産地をたずねて・・・。


2014.11.07 

久しぶりに鉢物の産地を訪問。 それも 立て続けに3件も…。

切り花は共撰共販で、経済連 農協を通しての系統出荷が多い
しかし、鉢物は たぶん ほとんどが個人出荷で、ひとりひとりが創意工夫をこらしている。

まずは、パンジームーランシリーズの石井フラワーガーデンさん。
来春出荷の「イタリアントマト」の件で 伺った。
元々、ネーミングやポスター制作など マーケティングにおいては 優れた方だと感心していたが、この イタリアントマトに関しても、話を聞き、驚きの連続であった。
トマト苗の販売にとどまらず、近隣の農家に委託し、できあがったトマトを 契約したレストランに卸している。
そして、あちこちのシェフの調理方法を研究。自分でもいろいろ、調理してみるとの事。
酢漬けにした イタリアントマトを いただいてみたが、面白い味で 酒のつまみに ぴったり。

次は ハーブのヤマタ園 (戸塚)。
ガーデン、キッチン、ハーブティと 3種類に分けて 箱毎にアソートしたものを出荷。
こちらのオーナー北村さんも石井さん同様 自分で好き好きにブレンドしたハーブティを試みたり、ハーブを使った料理を自分でやっているとのこと。

そして、最後は Iさん (ここは PPとのオリジナリティを持った取引をしたいので、名前はご容赦を)。
しかし、パキラを日本で極めて早い段階で導入した人で、知る人ぞ知る…が。
現在は ハワイアン(フラダンス用)に 特化した作柄。
フラダンスのレイ 腰ミノ? ヘアー飾り etc.の素材。

これら3人の方の共通するのは、勉強熱心で 最終ユーザーを想定したモノづくりに徹し、消費者目線を 最も意識している。
本当は、我々 仲卸、または小売りにおいてやらねばならぬことを すでに実践している。

仲卸として 25年ほど、切花中心としてやってきて、鉢物生産は ここまで進んでいるとは。
多分、私が知らぬだけで、他の産地でも このような方々は まだまだ大勢いることと思われる。
昔、鉢物を 20年ほど扱った人間として、今後は もっと注目していこうと感じた次第です。